危機感
とても受け身な日本からの中学生のグループと接して、
日本の教育に
危機感を覚えざる負えなかった。
美術館で『作品と自分の繋がりを探す』アクティビティをやってみたのだけど、
恐ろしいほどに反応が薄かった。
思春期でみんなの前で意見をいうのが恥ずかしいから。。とか
興味のあることじゃないから。。とか
そういう問題じゃないよこれ。
考えてるけど言うまでもないぜ。。なら別にいいよ。
表現の仕方は色々だから。
でもそれ以前の問題だと感じたからこその危機感。
『考えること』を避けてきている。
意見を言わないんじゃなくて、どう考えていいのかが分からない。
黙ってりゃどうにかなるから、待っときゃいい。
すぐに
考えることを放棄している。
答えのない質問=難しいってそりゃそうだ。
でも世の中でたら答えの一つでないことばかりじゃないのかな?
ただ
問題なのはそういう
子供たちではない。
子供たちはあくまでも自分の置かれた
環境に適応して学び生きてきているだけ。
問題なのはそのことに
危機感を持てない大人たち。
この子達はこんな感じだから。。。って
勝手に子供への期待値を下げまくってる先生もいたけど、
彼らは間違いなくもっと考えられるよ。
ただ
自分の頭で考える練習をしてきてないだけ。
そういう機会を与えられてきてないだけ。
改めて考えさせられた。
やっぱまず僕たち大人だな。
変わらないといけないのは。
もっと考えないといけないのは。
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