2018年05月01日
AMP 第一回
さっそく札幌新陽高校とをオンラインでつないだクラスの一回目が行われた。
最初はせっかくなのでボストンの紹介
ボストンはアメリカの歴史の発祥地でもあり、大学がいっぱいある学びの街であることなど。
そして「芸術を通して考える」ってどういうことなのか、
このクラスは何を目標としているのか、などをスライドを使って説明。
それと生徒たちからの質問で時間があっという間にすぎちゃったんだけど、
最初の課題として出してあるのは、
『アートを通して自己紹介』
こちらで適当に用意した色々な作品の写真をGoogle photo album でクラスと共有し、
こちらの質問に対して自分なりの答えを考え、その答えと共鳴する作品を探し共有するというもの。
こちらではPersonal Response Activity として、ガードナー美術館でも行なっている。
今回は自己紹介なので、
『自分の性格や特徴などを表した作品を探す』
というお題
まずは自分自身を振り返る。
自分ってどんな人だろう?どんな性格?どんな面があるかな?
例えば『冷静沈着』だとして、それって結局どういうことなんだろう?
常に「穏やかな海」のような心と例え、描かれた場面を探してみるかもしれない。
もしくは自分が「落ち着いた色」と感じるものから探すかもしれない。
逆に大勢が言い争いをしている絵を選び、視点を変えてそれを客観的に描いているアーティスト側の立場と自分を繋げるかもしれない。
比喩的表現、
描かれている人物の気持ちになるなどの共感力、
立場・視点を変えてみる、
表情などの細かな情報から読み取る観察力
そこから自身の新たな表現へと繋げる
などなど。
可能性はいくらでもあるし、ファシリテーションも通せば更に作品をよく観察することにもなる。

例えば、一例として僕はこれを選んでみた。
『僕がこの絵を選んだ理由は、この作品に描かれた人物の表情、服の色、そして行動に自分の性格が映し出されているからです。
この人物は上を見上げ、何か深い考え事をしているように見えます。僕も色々なアイディアを考えるのが好きで、一人でもよく考えに耽ることが多く、特に教育においては熱が入ります。
情熱を表すかのような真っ赤な衣服を身に纏い、考えに耽る様子が、この芸術を通した教育について考える最近の自分と重なりました。
それと同時に、僕は考えすぎて行動に移すのが遅いこともよくあり、この人物の様に手元にペンを持ったまま頭の中でアイディアだけ膨らんでいき、紙は白紙のままという状態も自分を映し出しているように思いました。』
とか。
生徒たちからもどんなものが出てくるか楽しみだな
大人だから“いい答え”がいつもあるわけではないし、
“先生”だからいい事言わなきゃって構えずともいいと思う。
そもそも正解も何もないことなので、自由な発想で、
学生とも考えるというプロセスを共有し、お互いから学び合うことが目的。
初回の反省点は。。
ちょっと最初に説明だけを詰めすぎたかな。
今まで生徒たちが『美術の授業』でやってきたことと内容が結構変わって来ると思い、
その辺を説明しようと思ったんだけど、思ったより時間かかっちゃったな。。
< 改善していけること>
>今回は一つのカメラに生徒全員を映していたので、生徒たちの反応・表情が上手くこちらに伝わってこなかった。
>こちらのスライドを映している間こちらの表情が生徒たちに見えなかったのも改善したい。
> スライド中であっても、ちょっとした質問を投げかける時など、
お互いに表情や動作がみえるだけでも『ただの沈黙』なのか、『考えている時間』なのか認識できる。
やはりコミュニケーションを取る上で、
お互いの表情や仕草が見えると見えないでは伝わりかた大きく変わって来ると実感。
生徒たちは全員クロムブックを持っているので、やり方はあるんじゃないかな
最初はせっかくなのでボストンの紹介
ボストンはアメリカの歴史の発祥地でもあり、大学がいっぱいある学びの街であることなど。
そして「芸術を通して考える」ってどういうことなのか、
このクラスは何を目標としているのか、などをスライドを使って説明。
それと生徒たちからの質問で時間があっという間にすぎちゃったんだけど、
最初の課題として出してあるのは、
『アートを通して自己紹介』
こちらで適当に用意した色々な作品の写真をGoogle photo album でクラスと共有し、
こちらの質問に対して自分なりの答えを考え、その答えと共鳴する作品を探し共有するというもの。
こちらではPersonal Response Activity として、ガードナー美術館でも行なっている。
今回は自己紹介なので、
『自分の性格や特徴などを表した作品を探す』
というお題
まずは自分自身を振り返る。
自分ってどんな人だろう?どんな性格?どんな面があるかな?
例えば『冷静沈着』だとして、それって結局どういうことなんだろう?
常に「穏やかな海」のような心と例え、描かれた場面を探してみるかもしれない。
もしくは自分が「落ち着いた色」と感じるものから探すかもしれない。
逆に大勢が言い争いをしている絵を選び、視点を変えてそれを客観的に描いているアーティスト側の立場と自分を繋げるかもしれない。
比喩的表現、
描かれている人物の気持ちになるなどの共感力、
立場・視点を変えてみる、
表情などの細かな情報から読み取る観察力
そこから自身の新たな表現へと繋げる
などなど。
可能性はいくらでもあるし、ファシリテーションも通せば更に作品をよく観察することにもなる。

例えば、一例として僕はこれを選んでみた。
『僕がこの絵を選んだ理由は、この作品に描かれた人物の表情、服の色、そして行動に自分の性格が映し出されているからです。
この人物は上を見上げ、何か深い考え事をしているように見えます。僕も色々なアイディアを考えるのが好きで、一人でもよく考えに耽ることが多く、特に教育においては熱が入ります。
情熱を表すかのような真っ赤な衣服を身に纏い、考えに耽る様子が、この芸術を通した教育について考える最近の自分と重なりました。
それと同時に、僕は考えすぎて行動に移すのが遅いこともよくあり、この人物の様に手元にペンを持ったまま頭の中でアイディアだけ膨らんでいき、紙は白紙のままという状態も自分を映し出しているように思いました。』
とか。
生徒たちからもどんなものが出てくるか楽しみだな
大人だから“いい答え”がいつもあるわけではないし、
“先生”だからいい事言わなきゃって構えずともいいと思う。
そもそも正解も何もないことなので、自由な発想で、
学生とも考えるというプロセスを共有し、お互いから学び合うことが目的。
初回の反省点は。。
ちょっと最初に説明だけを詰めすぎたかな。
今まで生徒たちが『美術の授業』でやってきたことと内容が結構変わって来ると思い、
その辺を説明しようと思ったんだけど、思ったより時間かかっちゃったな。。
< 改善していけること>
>今回は一つのカメラに生徒全員を映していたので、生徒たちの反応・表情が上手くこちらに伝わってこなかった。
>こちらのスライドを映している間こちらの表情が生徒たちに見えなかったのも改善したい。
> スライド中であっても、ちょっとした質問を投げかける時など、
お互いに表情や動作がみえるだけでも『ただの沈黙』なのか、『考えている時間』なのか認識できる。
やはりコミュニケーションを取る上で、
お互いの表情や仕草が見えると見えないでは伝わりかた大きく変わって来ると実感。
生徒たちは全員クロムブックを持っているので、やり方はあるんじゃないかな
この記事へのコメント
素晴らしい試み。そもそも、自分とは何者か、という問いは、すべての出発点です。これからが楽しみですね。
Posted by 篠田健一郎 at 2018年05月05日 05:31
篠田先生、
ありがとうございます。
今回は自分自身について外側と内側での『2面性がある』と感じるという回答も多く、自分ということについてまさに考え出す時期なのだなと考えているとこでした。
アートを通して自分について考えるアクティビティも継続的にやっていこうかと思っています。
ありがとうございます。
今回は自分自身について外側と内側での『2面性がある』と感じるという回答も多く、自分ということについてまさに考え出す時期なのだなと考えているとこでした。
アートを通して自分について考えるアクティビティも継続的にやっていこうかと思っています。
Posted by shu
at 2018年05月06日 01:57
