2018年02月28日
教育論のフォーカス
またも面白いミーティングに参加できた。
一つはTAKTOPIAの白川寧々さんの教育概念や、現在の日本教育に対する挑戦。
寧々さんの生い立ちから、アイデンティティってなんなのか、日本の教育、英語教育に対する疑問、グローカルに生きるってどういうことなのか、などなど。。
日本からボストンに研究に来られているドクターの方々や、政府から勉強されに来ている方、ゲームを通しての教育を研究開発されてるまさこさんなどなど、それぞれにスペシャリティを持つ方々と共に話ができるのってホントに面白い。。。
寧々さんも僕のずっと先を突っ走ってるような人で、話聞いてるだけでワクワクだし、
意欲を掻き立てられる。
背中を押される、というよりは前へ引っ張られる感じ。
2、3時間あっという間に過ぎちゃって、ここには書ききれないので、
とりあえず『面白かった』にまとめておこう。。。
是非もっと話を聞いて学びたいと思っている。
そして翌朝はハーバード大学院教育学部で、鈴木寛さんをゲストスピーカーに、
ハーバード生と東大生を含めのディスカッションに参加。

これから日本政府が学校教育に求めていくこと、などの話を聞かせていただいた。
政府としてどういう風に変わったのか、受験システムをなぜ変えるかなど、
直接その道のプロのプレゼンは聞いたことがなかったのでとても参考になった。
ただ『日本では次世代の先生を教育するための指導方法がどう具体的に変わったのか』の話ももっと伺いたかったな。
『子供達がこれからどう変わるべきか』が次世代教育論のフォーカスになることが多いけど、
子供達は変われる。
同じような次世代教育論が何十年もされるのは、子供じゃなくて
大人を変えるのが大変だから。
新しい考えにも耳を傾け、
必要あれば柔軟に取り入れ、
常に学び続ける姿勢を持ち、
リスクを取って行動する。
って子供よりも、まず真っ先に
僕たちこれからの教育者に求められてることじゃないだろうか?
自分の先をいく人達と、また色々とよく考える機会をもらってありがたや。。。
LINK ↓
TAKTOPIA ・グローカルリーダーへの発射台
ソーシャルプロデゥーサーズ・スクール
一つはTAKTOPIAの白川寧々さんの教育概念や、現在の日本教育に対する挑戦。
寧々さんの生い立ちから、アイデンティティってなんなのか、日本の教育、英語教育に対する疑問、グローカルに生きるってどういうことなのか、などなど。。
日本からボストンに研究に来られているドクターの方々や、政府から勉強されに来ている方、ゲームを通しての教育を研究開発されてるまさこさんなどなど、それぞれにスペシャリティを持つ方々と共に話ができるのってホントに面白い。。。
寧々さんも僕のずっと先を突っ走ってるような人で、話聞いてるだけでワクワクだし、
意欲を掻き立てられる。
背中を押される、というよりは前へ引っ張られる感じ。
2、3時間あっという間に過ぎちゃって、ここには書ききれないので、
とりあえず『面白かった』にまとめておこう。。。

是非もっと話を聞いて学びたいと思っている。
そして翌朝はハーバード大学院教育学部で、鈴木寛さんをゲストスピーカーに、
ハーバード生と東大生を含めのディスカッションに参加。

これから日本政府が学校教育に求めていくこと、などの話を聞かせていただいた。
政府としてどういう風に変わったのか、受験システムをなぜ変えるかなど、
直接その道のプロのプレゼンは聞いたことがなかったのでとても参考になった。
ただ『日本では次世代の先生を教育するための指導方法がどう具体的に変わったのか』の話ももっと伺いたかったな。
『子供達がこれからどう変わるべきか』が次世代教育論のフォーカスになることが多いけど、
子供達は変われる。
同じような次世代教育論が何十年もされるのは、子供じゃなくて
大人を変えるのが大変だから。
新しい考えにも耳を傾け、
必要あれば柔軟に取り入れ、
常に学び続ける姿勢を持ち、
リスクを取って行動する。
って子供よりも、まず真っ先に
僕たちこれからの教育者に求められてることじゃないだろうか?
自分の先をいく人達と、また色々とよく考える機会をもらってありがたや。。。

LINK ↓
TAKTOPIA ・グローカルリーダーへの発射台
ソーシャルプロデゥーサーズ・スクール
2018年02月22日
電気ショック
3月に日本各地からまた高校生たちがやってくる。
ボストンで組まれているリーダーシッププログラムに参加するためだ。
この春は水戸第一高校、都立西高校、グローバルリーダーシップ(九州の各高校の集まり)の
3グループを担当することになってる。
僕の地元鹿児島からも鶴丸高校が今年初めてニューヨークでのプログラムに参加するらしい。
1週間程のリーダーシッププログラムに参加する学生たちに一番聞くのは
何が目標か。
よりも
『なぜ』それが目標なのか。
リーダーシッププログラムは『刺激の場』。
1週間、もしくは数日という短い時間の中で、いかに『学び』と『気づき』を
提供できるかがコーディネーター側の立場からの視点。
ただ、僕のようなコーディネーターは電気ウナギみたいなもんで、
与えられるのは短期的な電気ショック。

自ら求めなくとも『刺激を用意』されてる中で、
普段と違う文化の中で、
普段とは違うことに思いを巡らせ、
行動のひと押しとなるのはある意味当たり前のこと。
でも、
表面的な感動は最初だけ。人間ってあっという間に慣れる。
環境を変えただけでは結局何も変わらない。
そこからが本当に自分の『WHY』と向かい合いだすし、
本当の挑戦は日本に帰った後ここでの体験を元に、
自分の日常の中で動きだせるかどうか。
英語を学ぼうという『目標』はあっても、
何のためなのかの『目的』がなければやっぱり続かない。
結局向かい合わないといけないのは『自分自身』
と、自分にも言い聞かせつつ最近は色々な人たちに会ったり、勉強の幅を広げていこうと思ってる。
今勉強している、していきたい、もしくはかけ算していきたいことリストは、
美術を通した教育(Isabella Gardner Museum)
リーダーシッププログラム
Learning Creative Learning (MIT Lab)
哲学
デザインシンキング
そこ辺に
『音楽』 x 『グローバルな視野での地域活性化』 x 『英語』 x『テクノロジー』
などもかけ算して、『教育』に繋げて行ったら面白そうだなぁと思っている。
今は多くを無料で学べるので、
edx や、Learning Creative Learningなど、興味ある方は是非!
ボストンで組まれているリーダーシッププログラムに参加するためだ。
この春は水戸第一高校、都立西高校、グローバルリーダーシップ(九州の各高校の集まり)の
3グループを担当することになってる。
僕の地元鹿児島からも鶴丸高校が今年初めてニューヨークでのプログラムに参加するらしい。
1週間程のリーダーシッププログラムに参加する学生たちに一番聞くのは
何が目標か。
よりも
『なぜ』それが目標なのか。
リーダーシッププログラムは『刺激の場』。
1週間、もしくは数日という短い時間の中で、いかに『学び』と『気づき』を
提供できるかがコーディネーター側の立場からの視点。
ただ、僕のようなコーディネーターは電気ウナギみたいなもんで、
与えられるのは短期的な電気ショック。

自ら求めなくとも『刺激を用意』されてる中で、
普段と違う文化の中で、
普段とは違うことに思いを巡らせ、
行動のひと押しとなるのはある意味当たり前のこと。
でも、
表面的な感動は最初だけ。人間ってあっという間に慣れる。
環境を変えただけでは結局何も変わらない。
そこからが本当に自分の『WHY』と向かい合いだすし、
本当の挑戦は日本に帰った後ここでの体験を元に、
自分の日常の中で動きだせるかどうか。
英語を学ぼうという『目標』はあっても、
何のためなのかの『目的』がなければやっぱり続かない。
結局向かい合わないといけないのは『自分自身』
と、自分にも言い聞かせつつ最近は色々な人たちに会ったり、勉強の幅を広げていこうと思ってる。
今勉強している、していきたい、もしくはかけ算していきたいことリストは、
美術を通した教育(Isabella Gardner Museum)
リーダーシッププログラム
Learning Creative Learning (MIT Lab)
哲学
デザインシンキング
そこ辺に
『音楽』 x 『グローバルな視野での地域活性化』 x 『英語』 x『テクノロジー』
などもかけ算して、『教育』に繋げて行ったら面白そうだなぁと思っている。
今は多くを無料で学べるので、
edx や、Learning Creative Learningなど、興味ある方は是非!
2018年02月16日
学び続ける態度
イザベラガードナー美術館でのクラスは2学期目がスタート。
今まではVisual Thinking Strategyを中心としたディスカッションのファシリテーションにフォーカスを当ててきたが、これからは美術館のコレクション自体についても学んでいく。
美術を通した会話でも、画家のことや時代背景などを知ることはファシリテーション側としてはあるに越したことはない。
ただし、クラスで先生も重ね重ね言われることは、
生徒に自分の“知識を伝える”ことが目的ではないということを忘れないこと。
情報・知識は何よりも『伝えるタイミング』が大事。
教師としては、自分が知っていることを一方的に伝えるほうが安心感もあるし、
生徒が自分の教えたことを暗記し、テストで示してもらえれば満足感もある。
でも本当に大事なのは、その情報・知識をただ与えることではなく、
その知識を持って、生徒たちがどう自分自身を成長させる糧とできるのか。
どう掘り下げて『考えるキッカケ』を与えられるのか。
オープンクエッションを取り入れ出すと、そもそも答えも一つでない以上、
教師もその場で一緒に考えることが必要になる。
ここが不安に感じるところなのは良く分かる。
自分も答えを知らない質問が出てきたらどうしよう。。
答えられないと教師として面目が立たないだろうか。。
でも、実社会にでたら自分の専門のことであっても分からないことばかり。
学校でたくらいで全部を知りうる訳がない。
それが現実じゃないか。。
『学び続ける』から成長する。
僕たち大人が『態度』でそれを示していく必要がある。
今学期はそれを常に念頭に置きながら、
深いディスカッションができるようファシリテートするための『予備知識』として
美術館のコレクションなどをリサーチして行こうと思う。
西洋美術の“大きな流れ”を掴むのに、この本良かった↓

今まではVisual Thinking Strategyを中心としたディスカッションのファシリテーションにフォーカスを当ててきたが、これからは美術館のコレクション自体についても学んでいく。
美術を通した会話でも、画家のことや時代背景などを知ることはファシリテーション側としてはあるに越したことはない。
ただし、クラスで先生も重ね重ね言われることは、
生徒に自分の“知識を伝える”ことが目的ではないということを忘れないこと。
情報・知識は何よりも『伝えるタイミング』が大事。
教師としては、自分が知っていることを一方的に伝えるほうが安心感もあるし、
生徒が自分の教えたことを暗記し、テストで示してもらえれば満足感もある。
でも本当に大事なのは、その情報・知識をただ与えることではなく、
その知識を持って、生徒たちがどう自分自身を成長させる糧とできるのか。
どう掘り下げて『考えるキッカケ』を与えられるのか。
オープンクエッションを取り入れ出すと、そもそも答えも一つでない以上、
教師もその場で一緒に考えることが必要になる。
ここが不安に感じるところなのは良く分かる。
自分も答えを知らない質問が出てきたらどうしよう。。
答えられないと教師として面目が立たないだろうか。。
でも、実社会にでたら自分の専門のことであっても分からないことばかり。
学校でたくらいで全部を知りうる訳がない。
それが現実じゃないか。。
『学び続ける』から成長する。
僕たち大人が『態度』でそれを示していく必要がある。
今学期はそれを常に念頭に置きながら、
深いディスカッションができるようファシリテートするための『予備知識』として
美術館のコレクションなどをリサーチして行こうと思う。
西洋美術の“大きな流れ”を掴むのに、この本良かった↓
